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こんにちは、すいです。
今日も農作業おつかれさまです。
“疲れ切る前に休憩を入れれば、より長く集中力を保って作業に集中できる。”※1
この言葉を信じ、作業中に疲れる前に休憩を入れることを心がけております。
自分の体感で休憩のタイミングを決めてしまうと、「なるべく切りのいいところまで終わらせてから休憩に入りたい」という気持ちがどうしても出てしまい、結果的にやりすぎてしまうことが多かったわたくし。作業に入るたびにタイマーをかけることも試したのですが、開始ボタンの押し忘れなどもあり、結局習慣として残っているのがポモドーロタイマーをかけることです。
※1:この考えって誰かの論文が提唱していたよなぁと今回調べてみたら、アリガ・カズヒサ氏とアレハンドロ・ジェラス氏(イリノイ大学)による2011年の研究が、「休憩を挟むと集中力が保てる」という主張の裏付けとしてよく引用されるようです。 読んでみるとおもしろいです。出典:Ariga, K., & Lleras, A. (2011). Short and sweet: Attention restoration when mind wandering is allowed. Cognition, 118(3), 439-443.
ポモドーロタイマーとは?
25分作業して、5分休む、のサイクルを繰り返す時間管理の方法を「ポモドーロテクニック」といい、その時間を計ってくれるのがポモドーロタイマーです。
基本の流れはこんな感じ。
25分間、ひとつの作業に集中する
5分間、休憩する
これを4セット繰り返したら、15〜30分の長めの休憩をとる
キッチンタイマーでもスマホアプリでもできますが、私がよく使っているのはYouTubeのポモドーロタイマー動画です。
BGMが流れていて、作業開始と休憩開始のタイミングでチャイムが鳴る、というもの。再生しておくだけで勝手に時間を区切ってくれるので、自分でボタンを押す手間がありません。
今回は、農家独立後に使い始めたポモドーロタイマーについて、どのような使い方をしているかをお届けできたらいいなと思っています。
順にみていきましょう^^
1. ポモドーロタイマーをかけるときはどんなとき?
実際に使っているおすすめのシチュエーションを挙げていきます。
① 一人で、ある程度集中したい作業をしているとき
きわめて集中したいときは、無音(自然音だけ)で作業することもあります。ただ、何も音がないと物寂しい気分のときもあって、かといって聞き入ってしまうような音楽を流して意識をそちらに取られたくはないー。そんなときにタイマーを使っています。
複数人で作業しているときはタイマーを使ったことがない、というのが正確なところ。人がいるときはやっぱりラジオのほうが向いています。話題の発端にもなりますし、ある程度万人に向けた放送をしてくれているので、人によって好き嫌いが分かれにくいかなと思います。
② 好きな作業で、没頭しすぎてしまうとき
身体への負担はあるけれど、次第に楽しくなってしまってやりすぎてしまう作業、ありませんか?そういう場合に、適切なタイミングで休憩をとれるよう、タイマーをかけてから作業に入ることがあります。
反対に、あまり好きではない作業をしているときは、体が疲れる前に飽きがきて自然と休憩に入れるもの。そういう作業のときは時間を気にせず、好きな音楽を聞いて気分を良くしたりしています。
③ やる気がまったく出ないとき
やる気に頼らず淡々と作業ができるのが一流の農家だと思います。わたくしはまだその域まで達しておりませんので、なにかと言い訳をみつけて作業への着手が遅れる日というのは存在します。
そのようなときは、「いまから〇〇分だけは……やってもいいか」というOKラインを自分と相談して決めて、タイマーをかけて、その時間だけ手を動かすということをしています。経験上、作業興奮によってそこから2、3時間と作業できることが多いのですが、はじめに設定する最低ラインを自分に明確に提示してあげるために、「何分だけやるんだ」という自分との約束をするやり方は悪くないかなと思っています。
2. 何分作業して何分休む?時間設定の考え方
ポモドーロテクニックには、何分作業して何分休憩するかについていくつかのパターンが存在しています。少し昔の動画ですが、私がよく使っているYouTubeのプログラムも合わせて紹介していきます。
50分作業 – 10分休憩
よく使っているタイマー:https://youtu.be/IF5o9Vp_mxw?si=RHg_6KnaHjYUj5g_
真夏のハウスなどの過酷な環境でなく、身体的負荷もそこそこなら、この時間。収穫や草とりのときですね。忙しいときは、50分を収穫・10分を選別作業と水分補給にあてていることもあります。適度に作業を切り替えることで、あまり飽きずに長時間作業ができます。
25分作業 – 5分休憩
よく使っているタイマー:https://youtu.be/KEAxu-0axwo?si=0eZ4Iv_h_Cz4lFM2
夏場で全身を使う作業は、30分以内に休憩を入れたいのでこの時間に設定。時間がきたらきっちり作業を止めないと休憩時間があまり確保できないので、てきぱき切り替えることが必要です。真夏は正直、このペースで2時間がんばれたらヨシだと思っています。
15分作業 – 5分休憩
よく使っているタイマー:https://youtu.be/a45Lsk_iiL4?si=tNaKzZMae2Yr–nF
やる気がなさすぎて、どうにか最初の一歩を踏み出したいときに使います。部屋の片づけをするときにも使ったりします。
ただ、1時間くらいでタイマーが切れてしまうので、移動を伴うような農作業には不向きかもしれません。(やりだしたらあっという間に終わってしまうので)
3. 音楽のジャンルが複数あるけどおすすめは?
ポモドーロタイマーのBGMの選び方について。
個人的には、耳障りでない音であれば好きなものを聞けばいいと思っています。YouTubeでも様々なチャンネルで様々なポモドーロタイマーが聞けますし、無料アプリも複数あります。ジャンルも、ジャズ、クラシック、流水音などの自然音、特定の周波数の音楽など、いろいろ。
ちなみに、YouTubeでポモドーロタイマー探しをしていると膨大な数の動画が挙がっており、選ぶだけで時間が刻々と過ぎていきます。気に入ったプログラムがみつかったら、リストなどに入れて固定化して使うのがおすすめです。
私はジャズ音楽と人の雑音が混じっているもの、いわゆるカフェジャズを好んでよく聞いています。(現実でも喫茶店で読書がはかどるタイプ)
けれどあるときアプリで使ったポモドーロタイマーに、食器の音かな?カンカンカンカン……と定期的に鳴る環境音が入っていて、その音がやけに耳について気になってしまい、以後聞かなくなったという経験があります。自分が心地よく、自然体でいられる音を各々探してみてください。
もしこだわりがある人なら、音楽作成につよいAIサービス「Suno」などで自作してみるのも楽しいかもしれませんね。
そして大事なのが、目的はあくまでタイマーだということ。 作業開始と休憩開始のチャイムがきちんと聞き取れることが最優先です。極端に言えば、BGMはなしでタイマー音だけ鳴っていればOKなのです。
おまけ:屋外で使っているイヤホンとスピーカー
落ちたり飛ばしたり、雨にぬれたり土がついたりとハードな使用環境なので、生活防水以上の耐久性は必要かなと思っています。
あとは周囲の音が聞こえるようにと、難聴をなるべく予防するため、耳をふさぐタイプは使わないようにしています。
どれも2年以上は私の扱いに耐えてくれたスピーカーたちです。Bluetooth接続のワイヤレスタイプです。
左:Shokzの骨伝導イヤホン【ShokzOpenMove】
耳にかけるけれど、耳はふさがない骨伝導タイプのイヤホン。音漏れはあまりないので、電車などでも使えます。充電はUSBのTypeC。耳にかけるので、メガネや帽子と干渉して邪魔になったり、圧迫感で多少疲れが出ることもあります。つけているのを忘れることはないので、落下経験はあまりありません。
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中央:SHARPのネックスピーカー【AQUOSサウンドパートナー AN-SS2】
おそらく使用時間が最も長いのがこのスピーカー。首にタオルやアイスリングを巻いていると若干邪魔になるが、つけているのは忘れるくらいの存在感。特に留め具もなくかけているだけなので、体を反ったりするときによく落下しています。割れても使っています。数メートル先でもなんとなく音が聞こえるので、公共の場では使いにくい。家で皿洗いしているときも気軽に音楽が楽しめます。充電はUSBのTypeB。
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右:SONYのワイヤレススピーカー【SONY SRS-XB13】
腰ベルトなどにつけて使うスピーカーです。少し重いので、移動距離が短い作業の時に置き型スピーカーとして使っています。低音もちゃんと聞こえるし音質は悪くないと思いますが、周囲にもはっきりと音が届きます。人の存在を出したいときにはいいかも。スマホでラジオを流す場合、ラジオのスピーカーとして使ってもいいかもしれません。充電はUSBのTypeC
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ポモドーロテクニック自体はフランチェスコ・シリロ氏が1980年代に考案した実践法だそうです。割と歴史があるのですねー。受験期に勉強のお供に使いたかったー! ちなみに「ポモドーロ」はイタリア語でトマトのこと。シリロ氏が学生時代に使っていたキッチンタイマーがトマト型だったことが名前の由来だそうです。あのゼンマイ式のカチカチするタイマーだろうか…?
自分にとって耳障りのよいポモドーロタイマーに出会えれば、”作業に集中しているいつもの自分”になれる、いいスイッチになると思います。熱中症予防にも一役買ってくれているはず。
関連記事:熱中症から身を守る・ソロ農家のための防衛術
作業時間はしっかり集中して、時間効率よく農作業を回していきましょう!
それではまた。
