※アイキャッチ画像はAIが作成してくれたよ
こんにちは、すいです。
今日も農作業おつかれさまです。
今回は、絶対に!熱中症にならない!ためのアイディアをいくつかご紹介したいと思います。
農家に限りませんが、一人でいるときに熱中症になるのはとても恐ろしいことです。
幸いにして自分はまだ熱中症による重大な体調異常になったことはないのですが、もしなったら農家やめたくなるかも…。(弱気)
ビビっています。慎重派です。
農水省をはじめ各市町村からも熱中症に対する注意喚起が行われていますが、それでも熱中症による搬送は発生しますし、高齢者を中心に死亡事故となっているニュースも耳にします。
大前提として、1人での作業を極力しないことが一番。
それができるなら、ぜひそうしたい——。
けれども、小規模農家では複数人で一緒に作業するのが難しい場合がどうしてもあります。
他にも、草刈機を使った除草作業など。姿が見えるくらい近くで作業を行うことは、逆に危険だったりします。
(機械の説明書には「半径15m以内に人がいないよう注意すること」と記載がある)
今回は、1人で真夏の農作業に立ち向かう際に意識していること6選を紹介します。
1.作業強度に応じて休憩に入るタイミングを変える
2.休憩の際は首から上の装備品を外して頭の熱を逃がす
3.空調服を着用する
4.肌の露出を極力減らす
5.天気予報や熱中症警戒アラートの情報確認(35度以上は作業中止)
6.体調管理
順にみていきましょう。
1.作業強度に応じて休憩に入るタイミングを変える
農林水産省の熱中症対策情報集から作業強度の表が案内されています。
この資料によると——
作業強度やさしめ:草むしり、収穫、乗り物の運転、軽い荷物を運ぶ
作業強度きびしめ:シャベルを使う、草刈り、のこぎり、重い荷物を運ぶ
といった分類がされています。つまりは、息の上がる作業か否かということですね。
手散布の防除作業のように歩き回る作業も、負担が大きい作業かなと思います。
なるべく涼しい日に強度の強い作業をしたいものですが、そうもいかないときは休憩の頻度を多くしています。
かなり暑い日で自分のコンディションもイマイチ…な日は、15分に一度休憩を入れます。
休憩に入る目安は、「もうちょっとがんばれそうかな」くらいのタイミングです。
時間管理に自信がない人は、タイマーを持ち歩いて知らせてもらいましょう。
農水省からは他にも具体的な熱中症対策が提案されているので、見たことのない方は一度目を通してみてくださいな。
出典:農林水産省「農作業中の熱中症対策」より抜粋(PDF版はこちら)
ちなみに、暑さ指数(WBGT)について軽く触れておきますと。
計算式は以下の通りだそうです。
屋外:WBGT = 0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
屋内:WBGT = 0.7×湿球温度+0.3×黒球温度
湿球温度の係数が0.7と大きいので、湿度の影響を強く受けるようですね。多湿な日本では高くなりそうです。
目安だと、
・気温30℃で湿度60%なら26~27、湿度80%なら約30
・気温35℃で湿度60%なら30~32、湿度80%なら33~35
だそうです。
こういうのを知ってビビらされると、ますます作業から遠のく気がするのは私だけだろうか。
2.休憩の際は首から上の装備品を外して頭の熱を逃がす
夏って、冬より装備品が多いのはどうしてでしょうね。
暑いからできるだけ身軽でいたいのに、汗を拭き取ったり少しでも体を冷やそうと思って準備すると、荷物が多くなります。
また、サンサンと降り注ぐ太陽の光から頭を守るには帽子が必須ですが、帽子もまた熱がこもりやすく、頭に熱がたまってしまいます。
そのため休憩の際は一度日陰に行き、ネッククーラー・タオル・帽子など首から上のものをすべて取り外します。髪の毛をほどいたりもします。
頭を身軽な状態にして風を通し、クールダウンさせるためです。つけたり外したりするのは多少面倒ですけど、休憩のたびに熱をより発散させるという意味では、意味のあることかなと思って続けています。
露天風呂に長く入っていられるのと同じ?理論で、頭さえ冷やしておけば熱中症にはなりにくいと思っているのですが、どうなんでしょう?
疲れていても冴えた頭を失わないために、熱のこもりには注意しています。
3.空調服を着用する
外仕事界隈では、当たり前に見るようになった空調服。
最近では送風だけではなく、アイスパッドのようなものを組み合わせて体を冷やす構造のものも販売されていますが、私はまだ単純な扇風機のみがついた空調服を使用しています。
「体温より高い気温の中で暑い空気を送り込んだところで、何の意味があるんだ」と考える方もいるようですが、自身がきちんと汗をかける体質であれば、ちゃんと体は冷えます。詳しくは空調服についての記事でも触れているのですが、体から出た汗が風によって気化することで気化熱が発生し、体が冷える仕組みです。
関連記事:空調服とうまく付き合う
特にコンプレッションウェアのように体にぴっちりと張り付いていて、汗などの水分を吸うと冷える素材の服もあるのですが、そのような服を着た上から空調服を着ると正直寒いです。体を冷やすどころか風邪ひきそうだなと思って、やりすぎにはちょっと気をつけています。
まあそんなことで、導入のハードルは決して低くはない空調服ですが、勇気を持って数万円投資すれば、それ以上の価値を感じられる人が多いんじゃないかと。私はこれからも空調服の利用をおすすめしていきますよー。
4.肌の露出を極力減らす
これは日焼けを防いだり、虫刺されを予防するという意味もあるのですが、着用する衣服をうまく使えば、体温を下げることもできると思っています。
夏用のウェアや下着でよくうたい文句にされている、「着ている方が涼しい」ってやつですね。化学繊維が苦手な方にはおすすめしにくいのですが、汗をかく環境においては、コンプレッションウェアを作業服の下にわざわざでも着る方が、体温を下げて少しでも快適に作業ができると思っています。
あとは、やはり日焼けは本当に火傷なので。特に炎天下で日焼け止めやアームカバーをつけずに腕や足を露出するのは、ちょっと全人類やめてもいいんじゃないかと…。
(肌を焼くのが豊かな証だという地域があることも認めた上で。肌焼きは真夏じゃなくてもできるからね!)
バカンスと違って、農作業は好きな時に日を浴びたり浴びなかったりできるものではありません。
基本的には強制的にやらねばならぬことなので、そういう時はできる限りの防具を身につけて臨みましょうぜ。
5.天気予報や熱中症警戒アラートの情報確認(35度以上は作業中止)
正直、真夏はしょっちゅう天気予報を見ます。1日に何回も見ます。見るのは、気温と湿度と風速ですかね。
これらの値のバランスにもよるんですが、直前でも少し身の危険を感じたら、作業は見送ったりします。というより、見送れるほどの作業量になるように、あらかじめ調整しておくと言った方がいいでしょうか。
作物によっては真夏が繁忙期の方もいらっしゃるので、取り入れられない農家さんもいると思います。ただ、天気予報を見て「昼の何時から何時は、外に出て強度の高い作業をするのはやめておこうかな」とか、「明日は1時間早く起きて、昼の休憩に長めに昼寝をして時間をずらそうかな」とか、そういう戦略を立てられる場面もあるかもしれません。現代の叡智の力を借りながら、身を守っていきましょう。
6.体調管理
ほんまこれです。寝不足やら疲れやらで体調が優れないときは、暑さへの耐性がいつもよりないに決まっています。
日が長い時期なので、つい夕方遅くまで作業してしまい、夜ご飯や就寝時間が後ろにずれることもありがちですが、休む時間は本当に大事!
また、作業していない時間の過ごす環境にも気を配ります。全力で休めるように、エアコンに感謝しつつ働いてもらい、部屋の温度・湿度をなるべく快適な状態に。
水分が不足しているときにお酒を飲みすぎるのも注意です。余計に体の水分が抜けていきます。
それと、作業中自分の体調をみるものさしとして、スマートウォッチの心拍数をよく見ています。
例えば…
・息が上がっているときも、130回/分は超えないようにする
・休憩のときは、90回/分を下回るまでは作業に戻らない
・いつもより心拍数が下がりにくいときは、体調が悪いと判断して帰る
のような感じで使っています。
心拍数は年齢・体力によって個人差がありますので、これはあくまで私の場合ですが。
熱中症にかかると心拍数が上がりやすいらしいので、予防の意味でもこれはおすすめできますよー。
スマートウォッチならタイマーもかけられるので、「がんばりすぎちゃった…」を防ぐのにも使えます。
参考に、愛用の時計をご紹介しておきますね。
>スマートウォッチ Fitbit inspire3
文字盤小さめですが、腕にずっとはめていてもあまり違和感なくて気に入っています。
暑すぎる季節は、思い切って夏休みにしてしまうのも手です。
どうせなら熱中症にかかってつらい休みを送るのではなく、元気なお休みをとって英気を養いましょう。
みなさまご安全に🌞
