※アイキャッチ画像はAIが作成してくれたよ
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こんにちは、すいです。
今日も農作業おつかれさまです。

答えがあるようでない、作物との対話をしているとふと思います。
「たまには答えのあることがしたい^^」
自らが導き出した解に対して、みんなが○をくれるような、そんな学生時代のお勉強。

働くというのは、絶対的な答えのないことに立ち向かうことだと思っています。ただ、それに立ち向かい続けるために、自分の専門性を高める何かがしたいと思ったのです。
今年の目標の1つに「毒物劇物取扱者試験を突破する」を掲げまして、結果から申しますと、試験は無事に突破しました!
自己採点というか振り返りの結果、決して満点ではないのですが、合格証を受け取ることができました。

今回はどういうふうに勉強していたか、もっと勉強しておけばよかった項目と、あまり時間をかけなくてもよかったなという項目を振り返っていきます。

毒物劇物取扱者試験とは?

先に、資格について軽く触れておきます。
毒物劇物取扱者試験とは「毒物劇物取扱責任者」になるための資格試験です。薬剤師の資格を持っている人や、大学や高校で応用化学に関する学科を修了している人以外は、各都道府県で実施されるこの試験に合格することが必要になります。

試験が都道府県ごとに行われるというのは、少し特殊だと思いました。問題や時期、難易度なども違うそうです。知人の有資格者に聞いたところ、住んでいるところの試験が終わった時期だったので、隣の県まで受験に行ったと話していました。居住地以外で試験を受けることも可能ですし、居住地以外でも資格は国内で有効です。

試験自体は年に1回のみの実施ですが、最大で年間47回の受験機会があるということか……。
(ちなみに受験料が1回あたり1万円以上かかるので、なるべく一発で通過したいところ)

毒物劇物取扱責任者とは?

毒物・劇物の輸入、製造、販売などを行う際に、管理・監督を担う人のことです。毒物及び劇物取締法に則って、毒物や劇物を扱う事業所には、専任の毒物劇物取扱責任者を置くことが求められています。

毒物・劇物?となりますが、農業で深く関わりがあるのが農薬です。農薬の中には劇物農薬といって、購入する際に印鑑と署名などが必要で、保管も普通物の農薬とは分ける必要がある少し特殊なものがあります。
農家さんも一般的に使っているように、劇物の使用については特に資格を必要としませんが、販売をするにはこの資格が必要となります。あまり薬剤師などのように表立って出てくることはありませんが、農薬を販売しているホームセンターや農協の営業所にも、最低一人はこの資格をもった毒物劇物取扱責任者が置かれているということになります。

農家であっても、危険と隣り合わせの農薬とより安全に付き合っていくために、劇物の正しい保管方法や漏洩などの事故があったときの対処方法など、学んでおいて損はないかなと思います。

ちなみに受験コースは3つあって、一般品目、農業品目、特定品目から選んで受験します。もっとも汎用的なのが一般品目で、そのうち一部の品目のみを取り扱いたい場合は、他の2つを選びます。
正直、農薬に関わることで資格を取りたいのであれば農業品目で事足りるのですが、私が今回受験したのは一般品目でした。

理由は、農業品目は試験範囲が狭い分、問題が深いところまで聞かれるのではないか?という懸念と、期限のある資格ではないので、とりあえず汎用的な方を取得した方がお得なのでは!?という目論見でした。
あとは、一般品目の方がテキストなどの資料がより出回っていて、勉強がしやすいだろうという考えもありました。

それでは、お勉強の振り返りをしていきます。

いつどうやって勉強した?

試験前約2か月間、1日30分〜1時間の時間を確保していました。
お昼休憩して家事を進め、午後2時くらいにタブレットとテキストを開いて机に向かう流れです。
直前は出先にもテキストを持って行って読んでいたよ。

お世話になったもの

・参考書:一発合格!毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集

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私が使用したのは、この参考書1冊のみです。テキストと問題集が一緒になっているのがいいなと思い購入しました。
結果、テキストとしては十分な役目を果たしてくれたと思っています。途中で毒物劇物を一つずつ辞書のように説明してあるところがあるのですが、それを読んでいくのはなかなか修行でした。

また参考書については個人ごとに相性があると思うので、もし迷うのであれば書店でいろいろなものをパラパラめくって、好印象を抱く見やすいものを選んでもらったらいいかなと思います。ボロボロになるまで使い倒しましょう。

・受験する都道府県のHP(毒物劇物取扱者試験の項目)

県のホームページにはかなりお世話になりました。というのも、過去数年分の問題を無料で公開してくれていたからです。

後でも説明しますが、過去問を解くのは本当に大事なので、ぜひとも取り組んでください。また受験の申請をしてから実際の受験日までは日にちが空いていたので、割と何回かホームページに足を運んで情報を確認する機会がありました。

・YouTube:毒物劇物取扱者試験対策の動画

簿記試験のように受験者数がそこまで多いわけではないので、「このチャンネルー!」という一押しのものはないのですが、聞き流せる演習問題の音声をアップしてくれていたチャンネルがいくつかあったので、軽く聞いていました。

もっと勉強しておけばよかった分野は?

過去問はもっと何周もしてよかったな、完璧にしておけばよかったなというのが感想です。今後の受験者の人に最も覚えておいてほしいことです。
もちろん確実ではないのですが、各県で出ている過去数年分の問題を完璧にしておけば、強い味方になってくれるはずです。

出題者の立場になると、まあわかるのですが、やはり資格を持った人に知っておいてほしい大事なことというのはある程度決まっていて、法律の文章であったりとかは確実に理解してほしいという思いがあるんだと思います。

それが、過去問を数年分解けば傾向としてかなりわかるんじゃないかなと思います。

試験が終わった後、帰りの道中でテキストを開いて答え合わせをしてみたのですが、まあ何問かは間違っていて。
悔しいのがおそらく2択までは絞れていて、そのどちらかというのを外していた場合が多かったです。
しかもそれが、過去問にあったのと似たような問題! 試験の日からしばらく経ったのでだんだん薄れてきたものの、やっぱり当時は悔しかったなー。
一方で、毎年出題される傾向の重要問題には自信を持って答えられたものも多く、合格ラインは超えているはずだという感触はありました。

もう少し手を抜いてよかった分野は?

私が参考にしたテキストの第3章にあたる、毒物劇物の辞書のところを読み込むことですね。
すごい覚えにくいですし、結構何周かして読んではいたのですが、まあ時間が足らなかったのか、うろ覚えで…。
それが原因で2択まで絞って1/2の確率で外したりとか、そういうことがありましたね。

もちろん無駄ではなかったんですけど、限られた時間で勉強するなら、問題集(過去問や演習)を一通り解くということを繰り返すことに時間を使った方が有効だったかなと思います。

悲しいかな、当時何回も読んだはずなのに物質のことはもうすでにあまり覚えておりません。ごめんなさい。

ちなみに、マークシートの選択式ですし、計算問題もあんまり多いわけではないので、試験内の時間はかなり余りました。なので、存分に迷う時間はありました。

県によって傾向違うんでないの?

これはそうだと思います!ということで、試験人口が多そうな東京都でも合格できるのか、過去問を解いてみましたよん。

VS東京都令和8年

筆記(50問、100点満点)+実地試験(25問、100点)で2時間の試験でした。もしかすると問題によって点数が異なるかもしれません。筆記、実地それぞれが過半数正解した上で、合格ラインは120点。自己採点では……おそらく合格でした。

文章量が多くて、読み解くのが大変でした。3〜4問の正誤問題の組み合わせを選択する問題が多く、運がいいと1〜2問分からなくても正答できますが、回答に時間はそこそこ取られます。
実地問題は連問で、1問目をミスると後の問題に影響が出るのがプレッシャーでした。特に実地問題は、まったく覚えのない物質が出てくるとかなり苦しむ、運ゲー要素があると思っています。
合格率が33%とのデータが出ており、これを鵜呑みにすると難易度高そうですが、毒物及び劇物取締法を中心に確実に固めておけば、決して合格ラインは遠くないはずです。

AIさんに聞いてみたところ、突破が難しい上位3県は一般品目の令和7年度(2025年度)合格率で見ると次のとおりだそうです。
1. 鳥取県:21.74%(46人中10人合格)
2. 島根県:25.4%
3. 岡山県:26.6%(289人中77人合格)
この3県は広島・山口を含む中国5県の統一試験なようです。合格率で比較しているだけなので難易度とは直結しないと思いますが、中国地方が難しい可能性ありですね。いつか問題解いてみようと思います。

このように地域によって差がありそうなので、受験にもし興味があれば、お住いの地域のHPで試験について調べてみてください。

おまけ:試験場の雰囲気

私は社会人枠というか、まあ一人で試験会場に乗り込んだのですが、周りは知人同士の雰囲気を出している方も多く、おそらく学生さんが過半数以上いたと思います。
学部によっては、学生がみんなで資格を取りに行くというような科目なのかなという印象を受けました。

もちろん皆さん受験料の自腹は切っていると思うのですが、やっぱり学生で授業の一環として試験を受けに行くのと、社会人でもうあまり時間をかけたくない、限られた時間で合格が必要という層では、勉強に対するモチベーションだったりが違うのかなとも思いました。

ひょっとすると合格率が50%に満たない実績があるのは、学生さんが多いことも理由の1つにあるかもしれませんね。
私もこの試験の合否がすぐ仕事に直結するわけではありませんでしたが、もし学生で友達と受けに行ってたら、同じようなゆるさ?で受験していた可能性はなくもないなぁー。

いや~、お疲れさまでした!

この試験は合格後、有効期限などがないので、一生使える資格ということになります。けれど、化学薬品などの進歩に連れて法整備も年々変わっていくと思うので、それについてきちんと追っていく義務があるかなと思います。
何か大きいニュースがあれば、一応資格者の端くれとして情報発信ができたらいいです。

私の認識では、資格者というのは、その分野に対して完璧に覚えていて頼れる人というよりは、その分野に対して情報を調べられるというレベルでの知識があり、この分野に関する本が読める人という立ち位置なのかなと思っています。構えすぎることなく、気軽にチャレンジしても面白いのではないでしょうか。

こんな感じで、これからも少しずつ知識をアップデートして、お勉強続けていきますよ。

それではまた!